[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
健康な家について、ラストは湿気や結露によるカビを防ぐにはどうしたらよいか、考えてみました。
家の中に繁殖したカビによってアレルギーや喘息、アトピーなどが悪化する場合もあるそうです。
カビはダニの好物(餌)で、カビが増えればダニも増え、ダニの糞や死骸もアレルギーなどの原因となる…という図式も。
日常的に取り入れられるカビ対策としては、生活空間をきれいに保つこと。
何よりもカビが好むような環境にしないことが重要、とのこと。
具体的には、部屋の湿度を50%前後に保つ。
布団などの寝具を手入れする。
押入や物置の湿気予防をする。
水回りのカビを増やさない。
などなど、掃除をきちんとして、生活環境内のカビを減らすということですね、ふむ〜、なるほど……。
そんな日常生活にも気をつけつつ、ズボラな私は掃除がそこそこでも(笑)湿気や結露を減らしてカビを防ぎたい〜!
ということで、「家」としての対策をシロートなりに考えてみました。
まずは、湿気を逃がす「風の通り道」を作る。
窓の配置を考えて、南から北へ風が通り抜けるようにしました。
実際、南北の窓を開けておくと「真夏でも冷房いらないんじゃないか」と大工さんが言うくらい、若干強く(苦笑)風が通り抜けます。
また、一階天井に格子状の穴を開け、一階と二階の空気が自然と循環できるようにしてみました(これは実は暖房熱の循環のためでもあります)。
さらに、空気が澱みがちなウォークインクローゼットにも空気の通り道(格子状の穴)を作って湿気を逃がす工夫を施しました。
こうして、できるだけ空気の澱みを作らず湿気を逃がし、カビを防げたらと考えました。
(実際に通気口を見てみたい方は見学にいらしてください♪)
次に、結露について。
高温多湿の日本ではどうしても結露は起こりやすいようですが、少しでも防ぐために工夫を施しました。
窓は断熱効果の高いペアガラスとLow-E複層ガラスを採用。
また、サッシも一部は断熱効果の高いアルミと樹脂の複合サッシを採用。
これによって、室内外の温度差をコントロールして窓まわりの結露が出にくくなるようです。
また、壁紙にもひと工夫。
一階は再生紙とウッドチップ(間伐材木片)でできた壁紙を、二階には和紙を採用しました。
紙と木だけで作られているので呼吸し調湿作用があり、しかも化学物質を使用していないため身体にも安全です♪
また「内部結露」にも気をつけたいところです。
「内部結露」とは、「壁の中」で発生する結露のことです。
壁の中は、普段目に見えないですしお掃除もできないため、知らぬ間にどんどん湿気が溜まり、壁の中の断熱材や木材に実はカビが…という状態。
これを防ぐには、きちんと断熱材や防湿シートを施工し、通気層を確保するといったような、施工側のことになります。
これはシロートにはチェックしきれない部分ですので、今回は専門の第三者機関にチェックしていただきました。
その他、床下敷炭をすると調湿作用や空気の浄化作用などあるようなので、興味がありましたが、今回は予算が足らず断念〜。
床下には潜れるので、炭さえあれば将来いつでも敷けるようにしておきました♪
このように、湿気や結露対策についてもシロートなりにできる限りのことはしてみましたが、やはり基本は日々の暮らしかたでしょうね…。
お掃除や換気、がんばりま〜す。
次回は、「安全な家」についてお届けします。(いつになったらエコの話に辿り着くやら…)