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2011 08/03 |
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今朝、NHKのニュース番組で、「パッシブハウス」が取り上げられていました。 取り上げられていたことが嬉しかったので、少しご紹介を。 「パッシブハウス」とは(ウィキペディアより抜粋です…) パッシブハウス(Passive house)とは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能基準を満たす認定住宅である。建物の性能を上げる事により、高性能の熱交換器による空調設備だけで、アクティブな冷暖房器具が不要であるという意味合いから『パッシブ(passive:受身の)』の名が付けられた。 西洋人にとって通常の暖房器具”セントラルヒーティング”が不要である事から、“暖房器具の無い住宅”と呼ばれることもあるが、冷暖房器具が不要である訳では無い。つまり無暖房(無冷房)住宅の事ではない。 パッシブハウスは気温が-20℃にもなる極寒の地でも、暖房なしでも過ごせるほどで、その省エネ性、断熱性、気密性は世界トップレベル。日本は四季がある独特の気候であり、日本の気候に合わせたパッシブハウス建築が望まれている。 そしてパッシブハウスの基準は世界各国の省エネルギー基準の中で最も厳しいと言われ、基準を満たすためには、窓や断熱材、換気装置の選別、気密・断熱の施工技術力、熱損失や消費エネルギーの計算など高レベルな建築設計並びに施工が求められる。 番組では、実際にそのような住宅を建てた日本のご夫婦がインタビューに答えていました。冬でもエアコンを短時間つけ、その後消しても、三日は寒くないだとか。でも建てる時のコストは二割増しだったとか。 また、建築家や工務店のための、省エネ住宅を考える勉強会の模様も取材されていました。そこに出席した建築家のインタビューでは、今回の大震災以後、省エネ性能を住宅に求める依頼が増えているとか。 これから省エネ住宅を求める人が増えて、コストも下がってくれたらいいなぁ。 パッシブハウスに精通した建築家や工務店が増えたらいいなぁと期待します。 今はまだ、初期費用は通常よりも掛かってしまうようですが、その後の、冷暖房控えめでも夏涼しく冬暖かい暮らしの心地良さ、エネルギー使用量を少なくできて、CO2削減につながることなど、色々なバランスを見ながら部分的にでも取り入れていけたらと思います。 PR |
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