2024 03/29 |
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2013 03/09 |
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さて、シックハウスの次は、ヒートショックについて。 ヒートショックで亡くなられる方は、年間推定1万人以上、交通事故で亡くなられる方よりも多いといわれているそうです。 特に寒い季節、室内の暖かい場所から、脱衣所やトイレなどの寒い場所に移動した時に血圧が変動し、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こすものです。 これを防ぐためには、室内の温度差をできるだけ無くすことだそうです。 北海道出身の私は「部屋を暖める」よりも「家全体を暖める」という感覚を持っています。 この「家を暖める」方式は、エコ先進国ドイツなどでも採用されている方式(習慣?)だそうです。 極寒の冬、エアコンなどで各部屋を個別に温めるのではなく、全館暖房で家全体を暖め、水道管の凍結なども防ぎます。(関東で凍結の心配はそんなに無いと思いますが) 家全体を暖めるためには、高断熱、高気密にすることですかね。 換気も大切です。計画的な換気と、漏気(すきま風)は別物だということです。 本来、快適に過ごしたいはずの我が家で、寒さを我慢しながら暮らして、あげくにヒートショックになったら…。 ということで、寒さにめっぽう弱いワタクシ、他の設備を差し置いてでも(笑)寒さ対策を施すことにしました! まずは断熱! 壁&床に断熱材を入れることはもちろん、他の「開口部」の断熱にも気をつけます。 「開口部」とは窓や玄関ドアなど。 せっかく断熱材を入れても、開口部からの熱の出入りを防げなければロスが大きくなります。 ですので、玄関ドアは、断熱材入りのものを選びました。 窓はペアガラスと、一番面積の広い(開口部として影響が大きいであろう)南側リビング窓はさらに断熱性能の高い「Low-E複層ガラス」を採用しました。 断熱は、寒さ対策だけでなく、夏も熱の出入りはありますので、暑さ対策にも有効です。 サッシも色々と対策があるのですが、それはまたの機会に書くことにします。 本州ではやり過ぎなくらいの対策を講じたかもしれません(笑) 実際大工さんに「見えない部分にこれだけ費用を掛ける人は初めて」と言われてしまいました! 見える部分の費用を削ったりと予算配分は大変でしたよ〜。 でも、何年後かにはこれ以上の対策が標準になってくるかな、なんて思っています。 そして、冬の暖房器具に何を採用するかも考えました。 電気、灯油、ガス、…様々なエネルギーの暖房器具があります。 今回は「エコアパート」、自然エネルギーを活用するために、バイオマスエネルギーにあたる薪ストーブを導入することにしました。 薪を燃やしても、CO2排出量はプラマイゼロ。カーボンニュートラルという考え方です。 また、薪ストーブの熱が家全体に行き渡るように、熱の通り道(通気口)にも工夫を施しました。 それから、リビングにエアコンも設置しておきます。 エアコンはCO2排出量でみると灯油やガスよりも少ないので、寒冷地以外では(高断熱が前提ですが)エアコンで暖房することも環境のためには良いようですよ。 火を扱う薪ストーブの使用に不安がある方は、エアコンを。 真夏はさすがに通風だけでは乗り切れない方もいらっしゃると思いますので、エアコンは真夏のためにも必要かと思います。 ひとつのエネルギーに偏り過ぎず、様々なエネルギーの良いところを活かして、適材適所に。 寒いのも暑いのも我慢しない。頑張らずに心地よい住環境を目指しています♪ さて、ヒートショック対策を考えていたら、結局、エコな家の話にもなりました。 シロートなりに色々と考えてみましたが、実際住んでみるとどうなるのでしょうかね〜。予算内でやれるだけはやったので、後は住んでみてのお楽しみということで♪ 詳しく知りたい方はこちらを。ご参考までに。(アマゾンに飛びます) *未来の住宅 カーボンニュートラルハウスの教科書 次回も、健康な家のつづきを〜。 PR |
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