2024 04/26 |
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2014 07/20 |
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第8話 エコな家。〜3R(Reduse、Reuse、Recycle)〜 第8話にしてようやくエコな家の話題に辿り着きました…。 ここでは「エコロジー」と「省エネルギー」をなるべく分けて綴っていきます。 「エコ」って何?と聞かれて「電気を減らす…」と答えちゃうとそれは「省エネ」の分野になる、ということです。ここでは。 色々な考え方があるかとは思いますが、ここではざっくり以下のようにエコと省エネを分けて話を進めていきますね。 ●「エコ」とは 辞書などでは「人間生活と自然との調和、共存を目指す考え方」などとあります。生活環境や自然環境の保護にも近いイメージですかね。具体的に何をしたらよいのか分かり辛いので、ここではちょっと解釈の説明が飛びますが、分かり易く(?)3R(Reduse、Reuse、Recycle)を意識した家のこと、また、CO2の発生を抑える家を「エコな家」とします。 ● 「省エネ」とは 石油、ガス、電気、(水道)などのエネルギーを効率的に使用し、その消費量を節約できる家のことを「省エネな家」とします。 それでは「エコな家」にするために私がしたことをまとめておきます。 まずは、3R(Reduse、Reuse、Recycle)を意識した家にすること。 将来いつか取り壊す日が来ても、なるべく自然素材、単一素材で作っておき、Reduse(ゴミを減らす家)、そしてなるべくReuse(再使用)やRecycle(再生利用)にまわせるように考えました。 ですので、 ・基礎は杉材。 ・フローリングは杉の土台にヒノキ。 ・壁紙は再生紙にウッドチップを混ぜたものや、和紙をでんぷん糊で貼ったもの。 ・キッチンは人造大理石ではなくステンレス。 ・濡れやすいキッチン床は磁器タイル。 ・薪ストーブ部分の床は燃えないように鉄。 というように、自然素材、単一素材をなるべく使いました。 健康のための自然素材でもあり、エコのための自然素材でもあるということです。 再生紙の壁紙などは、最初からRecycleのエコ壁紙ですね。 また、断熱材は赤ちゃんがくるまっても大丈夫なほど健康素材でもある、ペットボトルをRecycleしたポリエステル綿です。 全て自然素材やリサイクルできる素材にすることはできませんでしたが、できる限りやってみました。 この考え方は、何も家づくりだけでなく、日常購入する日用品、家具や洋服、雑貨などにも同じ考え方を導入できるかと思います。 例えば、洋服は綿、麻、羊毛などの単一素材かどうかラベルを見てから購入してみるとか。 身近なところから3Rを意識してみると楽しくエコライフができるかもしれませんよ♪ またこの3Rと同時に、「長寿命住宅」にすることも意識しました。 そのいつか取り壊す日をなるべく遅くするように、土台や基礎をしっかり作ることを念頭に置き、第三者機関による建築途中でのチェックも念入りに行いました。 雨が入り込んだりしないように、また、風通しに気をつけたりと、家そのものの寿命をなるべく長くすることにも気をつけました。 例えば、古民家は100年以上もそこに建ち続けますよね。 今の一般的な住宅は恐らく20〜40年くらいで立替えか、大幅リフォームです。 例えば、今の一般的な住宅によく使われるベニヤや集成材はやはり無垢木材に比べると湿気に弱く耐久性が劣るとか?? 素材や建て方にも気を配り、廃棄になるサイクルをなるべく長くして、スクラップ&ビルドを控えることも、「エコな家」と言えるのではないでしょうか。 さて、次回は「エコな家」のつづき。CO2の発生を抑える家について、書いてみます♪ PR |
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